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映像クリエイターとして独立して1年が経過

2014年の4月に独立したので、1年が経過しました。 お陰さまで思っている以上に順調にお仕事の依頼があり、結構忙しく過ごさせて頂きました。 独立のきっかけ もともと僕は独立する前の直近の勤めていた会社は、ごくごく普通の企業でWEB担当をしていました。 WEBサイトの立ち上げや、運用、写真を撮ったり、カタログのデザインをしたり、そういう業務内容でした。 その直近の会社で働きながら、WEBのことを勉強しつつ、時々プライベートで映像制作の仕事を受けていました。 デザイン事務所勤務時代に映像制作の仕事をしていたので、そういう繋がりで、個人的にお願いさせる仕事も時々あって、夜な夜な編集するというような感じでした。 「モノづくり」というのはもともと好きで、いつかは映像制作を中心とした事務所を立ち上げたいなーとはうっすら思っていたのですが、まさか前の会社を二年も持たず退社し独立するとは思わなかったです。 独立のきっかけはというと、 会社の給与より自分の仕事のギャラの方が上回る月が増えていったことです。 単純だといえば単純だけど、 「もしかしたら、フリーランスになったらもっと活躍できる?!」 みたいな感じで、独立を決心しました。 ひとつの映像作品から繋がること では独立する前、何故そんなに仕事の依頼が増えたかと言うと、 もともとブログ形式の個人ホームページを持っていて、ひとつの映像作品を作りそれをホームページにアップしたりしていました。 それでその作品達を見た企業さんが「是非、仕事を依頼したい」と増えていったことです。 すごく嬉しかったです。 自分が作ったものを評価してもらい、プロとして仕事の依頼をしたいということが。 だから今でもひとつひとつの仕事は大切に 自分の性格的(人見知りなので)に営業とかはあまり出来ないので、ひとつひとつの仕事の成果や質・そして過程が勝負だと思っています。 (というかクリエイターだったら当然だけど。) 自分の作ったものを評価してもらって、次の仕事に繋げる。 そして出来る限り作品はホームページに掲載出来るよう交渉し、このホームページを通じて新規のお客さんに繋げる。 この流れが、自分にとってはベストです。 次の1年も、ひとつひとつの仕事に対する向き合い方を大切に、仕事をしていきたいと思っております。 どうぞよろしくお願いします。 ホームページも新しくしたし、更に良い仕事が増えるといいなー。

思春期の頃に出会った映画について。

今、一応映像を作るお仕事をさせて頂いていて、毎日それなりに充実した日々を送っています。 その僕が、映像に興味を持つようになったきっかけについて、書きたいと思います。 —————————— 中学2年の頃、当時仲が良かった友達と梅田の映画館まで自転車で週に3回くらい通うようになりました。 貧乏な中学生が何故そんなに沢山の映画を見れるかと言うと、その友達の母親が新聞配達をしていて映画の無料券をいっぱい持っていたからです。 だから帰宅部で暇な僕達は学校が終わるとせっせ自転車を漕いで平日のガラガラの映画館で時間を潰していました。 当時映画館では『アルマゲドン』『となりの山田君』『マイフレンドフォーエバー』『スネークアイズ』『遠い空の向こうに』『菊次郎の夏』『シックスセンス』『メリーに首ったけ』『ラッシュアワー』『シュリ』『ファイトクラブ』『ユー・ガット・メール』『ハムナプトラ』なんかを見たかな。 ま、いわゆるメジャー映画ですね。 これらの映画をほとんど無料で見て僕は映画が大好きになりました。 ガラガラの映画館の中で僕は足を伸ばし大画面をジッと見つめる。そこには色とりどりのカラフルな世界があった。 不思議な世界や、悲しい世界。 映画を見るたび僕は何かしらの感情が溢れてき、素晴らしい~って声を大にして叫びたくなることもしばしばありました。 そしてこの時期とほぼ同時に僕の地元でビデオレンタルの『TUTAYA』ができて映画館では見れないようなB級映画や古い映画やアートシネマを見れる環境になりました。 僕は毎週のようにビデオを借りた。友達と一緒にビデオを借りようとしたときに友達の興味ある映画はほとんど僕が見てしまった映画だったから借りるのに少しばかり困ったぐらいでした。 この思春期の当時何より支えてくれたのが周りの友達が「面白くない」「意味がわからない」と言った映画は僕には面白く感じれることでした。 人が感じられない事を感じれるのは少しだけ自信に繋がりました。 「僕には理解できるんだ、この映画の良さが」って。 僕はこの事を大事にするようになりました。 周りに流されずに、できるかぎり自分の頭で物事を考えて感じて、自分の世界を広げていくことを。 もともと大人しい性格だったので(今でもそうだけど)、あの頃にそういう自信や感覚が持ってなければ今頃どうなってたかなーっていつも思います。 僕がこうして今一人で自分の事務所を立ち上げ独立して、映像の仕事を小さいながらにも出来ているのは、 間違いなく、あの頃に沢山の映画を見たからです。 あの頃の友人とは今ではもう連絡を取っていないけれど、 密かにとても感謝している。

WEBの知識が少しでもあったから、今の映像クリエイターとしての僕がある。

先日メールで、同じ映像クリエイターさんからメールで、 とても素晴らしいHPで感動しました。 映像も素晴らしくクリエイターとして本当に尊敬します! 一つ質問なのですが、HPからの仕事発注というのはどの程度あるものでしょうか? というのも、僕も同じような仕事をしているのですが、人づての仕事発注が8割です。 しかし今後は自分から発信しなければいけないと思いつつも、腰を挙げられない状況です。 上記ようなメールお問い合わせがあったので、ご返答ついでにブログで書きたいと思います。 (こういうメールは本当に嬉しい。モチベーションもあがります。ありがとうございます。) ホームページからのお仕事依頼はちょくちょくあります。 僕の場合「大阪 映像制作」とかそんなキーワードでホームページに来てくれる人がいてて、それで過去の作品とかを閲覧してもらい、コンタクトを頂けています。 この流れは本当にありがたいことで、ホームページには載せていないけどそれなりに大きい仕事のご依頼もあった。 誰もが知っている企業さんからもコンタクトがあったり(結局流れたけど)、ホームページの力はやっぱり凄いなといつも思っています。 作品を載せているからこそ、仕事がしやすい コンタクトを取って頂いたお客さんには、ほぼ100%作品を見て頂いているので、 樋越デザイン事務所は”こんな感じのテイストが得意なんだな”と分かっているので、仕事を進めるにあたっても仕事が進めやすい。 「編集でテロップ多く付けてテレビ番組っぽくして下さい。」 みたいなご依頼は今のところないです。 普段から”自分らしい映像ってどんなんだろう?”と考えていて、もっともっと自分らしい映像を目指していきたいと思っているので、 やっぱり作品を載せることは非常に重要だと思っています。 それに、作品を掲載OKなお仕事はやっぱりモチベーションも上がりますよね。 いろんな場所に連れてってくれたホームページに感謝 フリーランスで独立してまだまだ、そんなに日が経っていないけど、このホームページがなかったらどうなってたかなって思います。 きっと知り合い経由でのお仕事しかしてなかったと思うし、いろんな人との出会いもなかったかもしれません。 いろんな場所に撮影に行って、たくさんの人を撮影させて頂き、いろんな景色を見せてもらいました。 本当に、ホームページの勉強をして良かったと思っています。

フリーランスの映像クリエイターが今の自分の必要なタスクを考えてみる

独立をしてまだ間もない時期なので、考えないといけないことや、やらないといけないことが沢山あるので、ちょっと自分に向けてっていう意味でまとめてみます。 必要なタスク4項目 ブログ記事を書くこと ポートフォリオに掲載OKな仕事を取ってくること 僕が活躍できそうな場所についてリサーチする 僕のWEBサイトを宣伝する 上記のような項目になると思います。つまり結局のところ 今の一番の課題は世間に自分をもっと知ってもらうこと ということになります。 僕は映像制作業界でずっと経験を積んできたわけではなくて、スタートこそは映像制作会社でしたが、その後デザイン制作会社、一般企業のWEB担当とかをしていたので、 映像の先輩がいないところで働きながら自分で勉強をしてきたので、正直横のつながりって少ない方なのかなと思っています。。 1)まずは少しでも知ってもらうためにブログを書くことを続けたいと思っています。 このWEBサイトの窓口が各ブログ記事に担ってもらうことにより、アクセスを増やすことに繋がると思っているからです。 2)そして、やはり僕が一番大事にしたいのは、作品をキチンと公開すること。 いろいろ調べてみると、関西・大阪の他社の映像制作会社さんの実績は動画で公開してるのが意外と少ないんです。 きっと制約があったりすんでしょうが、やはり映像をメインで仕事する限り自分のサイトは動画を活かしたサイトにしたいというのが僕の強い想いです。 自分が作った作品はやっぱり大切にしたいですよね。 3)この活躍できる場所をリサーチするというのは、僕は「自分一人でも動画作りますよ」というワンマン・オペレーションが得意という分野が活かせそうな場所をリサーチすることです。 方法はネットや業界の機関紙とかになるのかな。 4)宣伝に関しては、今いろいろ考えてて、Facebookページを作るのか、Twitterで便乗つぶやきをするのか、もしくはダイレクトメールを作って興味のある企業さんに送ってみるとか。 上記の4タスクを繰り返しながら、頑張っていこうと思っています。 個人的には(4)の宣伝が一番大変だなと思っています。何せ人見知りだし、営業経験も全くないので(笑) まあ自分らしく、誠実に頑張っていきます。

2014年春より、正式に独立をしました。

2014年4月より正式に樋越デザイン事務所として一人立ちをし独立する運びとなりました。 22歳頃に働き始めた当初から、 「小さくても自分の名前で仕事がしたい、自分らしい映像をつくりたい。」 そんなことを思いながら毎日の仕事に取り込んでまいりました。 映像だけでなく、デザインの会社に入ったり、ホームページの運用の仕事をしたり、 いろんな本を読んだり、ひとり海外旅行に行ったり、友人らと語りあったり。 そんなひとつひとつの時間、そして出会いが、今の僕をつくっていると思っています。 これからも、いろんなことを学びながら成長していけたらと思っております。 感謝です。